このところ盛んにマスコミで取り上げられている大型の物流施設をご存知でしょうか。
そのほとんどが不動産ファンドといわれる投資資金で開発されています。代表的な物流不動産ファンド事業者は、アメリカのプロロジス社です。全世界で約1700棟の物流センターを保有し、総資産額が1兆3000億円を超すといわれています。取引企業(テナントとなります)が3500社という国際企業で、不動産ファンド(基金)という莫大な資金を集めて、物流施設専門に投資・運営する物流不動産事業者です。荷役業務は一切やりません。物流施設からの賃料収入と、保有する不動産売買取引だけが収益の源泉です。
またアメリカ第2位の物流不動産ファンド企業であるAMB社が日本で設立したAMBブラックパイン社も盛んに取得投資を始めました。プロロジス社が1500億円、AMBブラックパイン社が1200億円、ラサールインベストメント社が2000億円、そして日本勢では三菱商事が4000億円というように次々と大型の投資が予定されているのです。
プロロジス社は、東京・東海で大型のマルチテナント型物流センター、新木場のDHL配送センター、加須の日立物流センター、大阪南港の大型物流センター、愛知東海でのアスクル配送センター、その他成田、鶴見と日本各地で既に14棟の大型物流センターを開発・計画しています。また、AMB社は同じように東京湾岸エリアの大型物流センターや、成田エアカーゴセンターなど幾つかの開発を進めています。この他にもまだまだこれから開発が進められていきます。それらは大型というだけでなく、自走ランプウエイや免震装置など新しい機能を備えた最新施設で、従来の物流施設との明確な差別化を図っています。
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