これからの物流施設が大きく変わっていく背景の一つに、物流システムの変化も大きなファクターです。無線ICタグ(RFID)の導入やサプライチェーンマネジメント(SCM)の進展によって、ますます機械化に対応した高機能物流センターが求められていくことは間違いないところとなるでしょう。
それに伴って高機能の物流加工型センターが進化していき、物流施設の差別化が一層はっきりしていきます。その意味で物流ファンドはその尖兵です。物流ファンドの施設に保管型はほとんどありません。従来の倉庫事業者は、そのようなファンドが開発する大型・高機能の物流加工型物流施設との熾烈な競争に打ち勝たなければなりません。もちろん勝った、負けたということではなく、むしろそれを逆手にとって活用するという方法でもかまわないのです。経営に勝つということが本来の目的なのですから。
いずれにしてもグローバルスタンダード(世界基準)という見地から開発される、優良な物流施設を使って高収益を目指していかなければならないのです。
心配はいりません。やり方によってはそれが十分出来るのですから、そのノウハウを是非身につけていただければと思います。まだまだ大きく発展していくであろうと思われる物流産業。この寄稿文で、その大きな変化の潮流を感じていただければ幸いでございます。
|